交通事故の被害の中でも、深刻な後遺症となりやすいのが脳に対するダメージです。
特に事故の衝撃で脳挫傷を負ってしまい、意識不明の時間が長くなった場合は、交通事故からしばらくして身体的な回復が見られたとしても油断はできません。
脳に後遺症が残った場合は、交通事故から間隔が開いた後に症状が現れることがあるためです。
そのため、一緒に暮らす家族が交通事故の後から変化が起こっていないかどうか、しっかりと見守ってあげることが大切になります。
もし交通事故後に感情の起伏が激しくなったり記憶障害が起こっている場合は、高次脳機能障害の危険性があります。
日常生活の些細な変化がサインになっていますので、少しでも気になる点があれば専門医の診断と共に弁護士へ相談してみるべきです。
高次脳機能障害は医師でも診断が難しく、保障を受けるためには困難になることも少なくありません。
交通事故の被害を最小限に留めるためにも弁護士へ相談してみてください。